可溶性ポリイミド
種々の溶媒に可溶なポリイミド粉体を提供します。溶媒に溶解して加熱乾燥することで簡単に高耐熱で透明なポリイミド膜が得られます。
透明ポリイミドだけでなく、透明以外の可溶性ポリイミドの設計も行っております。
可溶性ポリイミド材料 KPI-MX300F(透明ポリイミド)
■ 粉体
■ ワニス(溶解状態)
■ 使用例 フィルム化
特長
- 種々の溶媒に溶解が可能なポリイミドの粉体材料です。
- 溶媒に溶解して加熱乾燥することにより、透明・高耐熱なポリイミドフィルムが得られます。
- 得られたフィルムは着色が少なく、高透明です。
代表的な特性値
状態 | 項目 | 単位 | 厚み(単位:mm) | |
---|---|---|---|---|
粉体 | 可溶溶媒 | – | MEK、DMAc、 γ-ブチロラクトン等 |
|
フィルム 製膜後の特性 (フィルム厚み :50μm) |
機械特性 | 引張弾性率 | GPa | 3.9 |
伸度 | % | 52 | ||
破断強度 | MPa | 150 | ||
熱特性 | 熱膨張係数 | ppm/K | 43 | |
ガラス転移温度(Tg) | ℃ | 354 | ||
5%重量減少温度 | ℃ | 530 | ||
光学特性 | 全光線透過率 | % | 92 | |
イエローインデックス(YI) | – | 1.3 | ||
ヘイズ | % | 0.6 |
※上記データは参考値です。
透明以外の可溶性ポリイミドの設計も行っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。